okanの手紙

3人の大切なこども達に遺したい言葉やメッセージ+時々あなた達の神語録。あなた達や、これを読んだ誰かの今を少しでも照らせたらokanはうれしい。

2024-01-01から1年間の記事一覧

#89「食べるために働く」のではなく「働くために食べる」

先日読んだ本に書いてあったことば。 私達は「食べるために働く」というけれど、実は、そうじゃなくて、 「働くために食べる」のだと・・・。 天動説の時代の地動説ぐらい、okanにとって晴天の霹靂のことばでした。 でも、それと同時に、なんだか深く腹落ち…

#88「やる気は結果」

okanがいつもたくさん学びを受けている、越川慎司さんの少し前のVoicyの話。 「やる気は結果」。 共感を得るとともに、あなた達にも伝えたい大切な言葉だと思いました。 okanなりに解釈して簡単にまとめると、 「やる気が出ない」→「勉強が始められない」は…

#87 その限界の半歩先に進んでみる。

毎日やることがいっぱい、難しい課題もたくさん。 ほんと、みんな毎日タイヘンだよね。 お疲れ様です、って思う。 疲れてしまった時は、休むことも大切。 自分自身で、自分を労ってあげてほしい。 でもね、それと同時に「あかん、もう限界や〜。」って思った…

#86 「逃げる」とは、自分を最大限に活かせる場所に移動する、ということ

逃げるということは、自分の個性を最大限に活かせる場所を自分で見つけ出すこと、そのための移動。 先日読んだ本、曹洞宗僧侶の枡野俊明さんと俳優の松重豊さんの対話本「あなたの牛を追いなさい」に書いてあった言葉だ。 「逃げていいんだよ」と言いつつも…

#85「大事にされたい」という欲求

okanのダンナと次女は、 ふたりとも「大事にされたい」という欲求が弱い。 簡単に言うと、『かまってちゃん』ではない。 世間には「大事にされたい」欲求が強い人がいる。 「大変だ!」とアピールして労いを求めるとか、 やさしい言葉をかけてほしいとか・・…

#84 あなたの短所は誰かの居場所。誰かの短所はあなたの居場所。

最近、しみじみ思う。 自分の短所は誰かの居場所であり、誰かの短所は私の居場所なのだと・・・。 人間は、みんな長所と短所があって、得意不得意なこともそれぞれ違う。 でも、それでいいんだよ。 短所や不得意を克服しようとすることを否定はしない。 でも…

#83 不得意を克服するためのエネルギーを、得意を伸ばすために使う

人間みんな得意なものもあれば、不得意なものもある。 不得意を克服しようとがんばることも大切かもしれない。 でも、その不得意が自分にとって大して重要でないのなら、 その不得意を切り捨ててしまう方が人生は幸せかもしれない。 その不得意にかけるエネ…

#82 人生の目的→「自分が笑う時間を長くする」と「誰かが笑う時間を長くする」

人生の目的ってなんだろう。 昨日読んだ本には「自分が笑う時間を長くすること」と書いてあった。 確かに! 人生、楽しむために生まれてきた! そのとおりだ!! と同時に「誰かが笑う時間を長くすること」という考え方もいいなぁと思った。 自分の周りの人…

#81 理想の男の人「殴られそうになった時」編

高2次女との雑談。 「(友達と揉めて)殴られそうになった時、どんな対応をする男の人がいいか」という他愛もない話。 「殴り返すのはサイアクやよね」 ここは、親子で意気投合。 「okanは、殴りかかってきた腕を『ぐっ!』と掴んで、にらみ返すぐらいの人が…

#80 辛い記憶や苦しい記憶は、優しさになる。

okanは記憶が苦手で、いろんなことが片っ端から忘却の彼方に消えていく…。 辛かったことや苦しかったことも、意外とあっさり忘れていく…。 そんなokanに、長女は「イヤな記憶をさっさと忘れられるなんて、ええ性格やな〜」と嫌味半分に肯定してくれるが、次…

#79「期待と圧力は違う」

まさに「末っ子!」オーラを全身から醸し出している、のんびり屋の中学生三女。 小さい頃は「そのうち、しっかりするだろう~」と思っていたが、中学生になっても全くその気配なし・・・。 アマアマ祖父母のような子育てをしてきた私が悪いのだが、さすがに…

#78 共感も大切だけど、人は「可哀そう」と言われると、可哀そうになる。

前にも書いたけれど、重松清作の「とんび」に出てくる言葉、母親を亡くした少年アキラにかける「お前は可哀そうな子なんかじゃない!」という言葉が、okanは大好きだ。 本人がなんとも思っていないことでも、周りから「可哀そう」「可哀そう」と言われ続ける…

#77「やりたいこと」「やるべきこと」「やれること」

Webで見つけたアドラーのことば。 世の中には、 「やりたいこと」「やるべきこと」「やれること」の3つがあるらしい。 okanは今まで「やりたいこと」「やるべきこと」にフォーカスしていた。 子育て真っ最中の超忙しかった頃、 「やるべきこと」が「やりた…

#76 「mement mori」と「末期の眼」

「mement mori(メメント モリ)」 ラテン語で「死を思え」という意味。 死を意識することで、今を大切に生きよ、という教え。 「末期の眼(まつごのめ)」 最近読んだ本、「善医の罪」(久坂部羊 2020年 文藝春秋)に書かれていたことば。 死にゆく人が、見…

#75 量は質を上回る

若い頃、部活や勉強でよく言われいた。 「繰り返しやる」。 okanの年になっても(残りの限られた人生を意識するようになっても)、 やっぱり「繰り返しすること」=「絶対的な量を増やすこと」 って、 とても大切だと思う。 もちろん、質も大切。 やみくもに…

#74 教養や知識は人生を楽しくしてくれる

世の中には、 「役に立つか」の基準で判断すれば、「役にはたたない」ものがいっぱいある。 仕事に必要な知識、生活する上で必要な技術、 それらは、誰が見ても「役に立つもの」でとても分かりやすい。 でも、 教養や知識、 直接人生の役に立たないかもしれ…

大変な時、自分を支えてくれるのは、過去の頑張った自分

最近、朝の通勤時、保育園に行くのであろう幼い我が子と一緒に通勤している若いパパやママをよく見かける。 最近増えたというより、私の認識にたくさん入り込んできた、という表現が正しいのだろう。 自分の15年前を思い出しながら、「暑い中、ホント大変や…

知っている語彙の範囲中でしか思考できない

先日読んだ本に書いてあった言葉。 人間は、知っている語彙の範囲内でしか思考できない。 知っている言葉の数は、そのままその人の思考の細やかさに結び付く。 言葉の粒子の細かい人は、思考の粒子も細かくなる。 たくさんの言葉を自分の中に積み重ねて、 粒…

子育て期間は、子ども達と一緒に生きた時間

3人娘が大学高校中学になった我が家。 バタバタ日常が、遠い昔の話になりつつある今日この頃。 「仕事と子育て、どうやって両立したん〜?」等、時々きかれる。 確かにフルタイムで働きながら(小さい職場の事務職のゆえ、残業けっこう多め)の子育ては、毎…

主教科と宗教家

高2次女と中1三女との会話。 (内申点の話をしていて〜) 高2「主教科(の先生)には逆らったらあかんで〜」 中1「…」 中1「あ、休みの日に教会行ってるって言ってた!クリスチャンやから、逆らったらあかんな!」 高2「???」 中1には、「主教科(…

「解説は必要ない」

テレビで高校野球を見ていた高2次女。 テレビの音がやたら小さく聞こえない。 「聞こえへんやろ?もう少し大きくしたら?」 それに対する、次女の回答。 「解説は必要ないねん」 必要なのは、自分の目で見ている事実だけ、ということか・・・。 奥が深い・・…

今日も1日楽しんでおいで〜。元気に帰っておいで〜。

okanが朝、家を出るあなた達にかける言葉。 「今日も1日楽しんでおいで〜。元気に帰っておいで〜。」 ほんと、もうこれしかない。 テストでいい点数取るとか、部活で活躍するとか、先生に褒められるとか、いろいろあるけど、あなたにとって何が幸せなのか、…

「四面楚歌」は、実は切ない話をだなぁと思った話

昔から知っている四字熟語「四面楚歌」。 周りを全部敵に囲まれた窮地に立った状態、としか思っていたけど、最近漢文にハマっている高2次女が教えてくれたストーリーは切なかった。 あらすじは、以下のとおり。 優勢の漢軍に囲まれた楚の項羽。周り(四面)…

楽しむだけの読書、があってもいい。

最近のokanはアウトプットブーム。 アウトプットに関する色々な本を読み漁り、その度に腹落ちし、「アウトプットって大切やよねー」とすっかり洗脳されている。 okanはとにかく記憶力が悪い。本を読むのは好きだけど、片っ端から内容を忘れていく…。ビジネス…

コミュニケーションは、質か?量か?

先日読んだ、樺沢紫苑先生の「アウトプット大全」の「コミュニケーションは質より量」という言葉。 okan的には、「おぅー」と腹落ち。 腹落ちしすぎて、 嬉しそうに高2次女に話したら、「私は中身のない薄っぺらい話をたくさんするよりも、少しでもいいから…

虚数のように広がる世界、クリスタルな世界を楽しんで生きる。

okanは、昔から白黒はっきりさせる考え方が性に合っていた。 正解なのか、誤りなのか。 白なのか、黒なのか。 白と黒の間には、無限に広がる世界があるのに、その無限に広がる豊かな世界を、自分自身の五感で感じることが苦手だったのかもしれない。 虚数は…

役に立たないものは、自分に余裕を与えてくれる、かもしれない。

役に立つのか立たないのか、の判断基準で言えば、 役に立たないものっていっぱいある。 例えば、okanにとって、 走ることは、役に立たないこと、かもしれない。 数学を解くことは、役に立たないこと、かもしれない。 でも、 走れるから、 普段の日常生活で、…

okanの結婚観 お互いを見ず、同じ方向を見る

今日はちょっと志向を変えて、okanの結婚観を改めて綴ってみたいと思います。 これもまぁ伝えたいことの1つやね。 それは、ずばり、 「お互いを見ず、同じ方向を見る」 です。 なんや、色気のない話、なんて思わないで(笑)。 結婚は目的じゃない。 自分の…

二度寝は、追われていないからこそできること

「今朝も4時半に目が覚めた…」 とテスト期間中の高2次女。 「すごいや〜ん。二度寝せんかったん?」 と聞くと、 「テスト前やのに、提出課題も終わってない…。 追われているから、二度寝なんてならへんわ。 (okanは)追われてないから、二度寝できるねん。…

「苦手」は「憧れ」の裏返し

高2次女の神語録。 okan「Aさんは、Bさんのことが苦手らしいで」 という話をすると、 次女「Aさんは、きっとBさんに憧れてるねんな」 と一言。 憧れているからこそ、苦手に感じる・・・。 おぉ~、今日も深い一言、いただきました(笑)。 確かに、苦手だ…