okanの手紙

3人の大切なこども達に遺したい言葉やメッセージ+時々あなた達の神語録。あなた達や、これを読んだ誰かの今を少しでも照らせたらokanはうれしい。

手放した夢や想いは、幻想が膨らむ

迷ったら「やってみる!」

 

okanが大切に思っていることです。

 

迷うことってあるよね。

「やろうかな~、どうしようかな~」って。

 

この春中学生になった三女が、まさに「迷いの真っ最中」。

迷っているのは「部活」。

 

予定のない休日は、一日中おうちで過ごすインドア派。

絵を書くことが大好きで、

ずっと絵を書いている。

 

okanとしては(他の家族も同じ意見)、

「部活は美術部一択やろ」と思うけど、

本人は、陸上部に入ろうか、と迷っているらしい・・・。

 

「え?走るのそんなに好きちゃうやん?」って突っ込みそうになるが、

本人の中には、想いや憧れがあるのだろう。

正直、三女のことを思うと、

「陸上部やめとき。絶対美術部の方が合ってるし、楽しいと思うで。」

と導きたいところであるが、

「手放した夢や想いは、幻想が膨らむ」。

 

陸上部に入って、

「楽しい~!!」になるかもしれないけど、

「やっぱり、私には合っていないな・・。」になるかもしれない。

 

でも、

陸上部に入らなかったら、

もしかすると、現実は違うかもしれないのに、

「陸上部は楽しいところだったんじゃないか」という想いが大きくなる。

 

そして、手放した夢や想いは、

時間と共に、どんどん膨らんでいくのだ。

 

そう、

親の意見で諦めた進学先や、

「あなたのため」というまわりの意見で手放した将来の夢のように・・・。

 

もしかすると、

自分が望んでいた選択肢には、

自分が思い描いている華々しい世界は、

存在していないかもしれないのに・・・。

 

けれど、

時間が経過すればするほど、

自分が手放した夢や想いに対する幻想は膨らんでいく。

 

自分が手放したものは、

自分の中で、

時間の経過と共に、

現実とはかけ離れ、

輝きを増していくのだ。

 

そして、その「手放した夢や想い」に

一生縛られて生きていくことになる。

 

だから、その時、自分が「やってみたい」と思ったことを、

怖がらず、心配しすぎず、

やってみてほしい。

 

「あれ?なんか違うな・・・」

って思っても大丈夫。

その時に、方向転換すればいい。

 

一生「手放した夢や想い」を引きずって生きるよりも、

自分自身で納得しながら、前に進むことができる。

過去の夢や想いに縛られず、自由に生きることができる。

 

そんなふうに思うokanなのでした。

 

(壮大な人生の選択、みたいな文章になったけれど、三女が迷っているのは、中学部活、陸上部に入るか美術部に入るか、です(笑)

青春謳歌、未来に幸あれ!)