okanの手紙

3人の大切なこども達に遺したい言葉やメッセージ+時々あなた達の神語録。あなた達や、これを読んだ誰かの今を少しでも照らせたらokanはうれしい。

「諦める」という扉は近くにある

okanの推しが、雑誌のインタビューで語っていた言葉。

 

何に対してもストイックに向かい合っている人。

と同時に「何をしても(マスターするのに)他の人より時間がかかる」と自分自身の不器用さを受け入れている人。

そして「その時間は自分にとっての大切な宝物」と自分自身が真剣に向き合っている時間をとても大切に思っている人。

 

そんな「諦める」というワードとは正反対の位置にいると思っていた推しが語った言葉。

 

「諦めるという気持ちがないわけじゃない。

 むしろ、自分の中に諦めるという扉が近くにあるのを知っている。

 何事に関しても。人生も含めて。

 でも、そこは最終だから、そこの扉を開けるのはいつだってできるし。

 ”あ、もういいや。全部やーめた”って諦めることはいつだってできる。

 そうしようと思ったらすぐにできちゃう感覚だから。

 それは仕事に関しても何に対してもそう。

 それを自分自身が知っているから、頑張れるんだと思う。」

 

それに対して、

記者も、

「”諦める”という扉が近くにあるとは意外でした。

 むしろ、一番遠いところになる言葉だし、扉なのかと思っていました。」

とコメントすると、

 

「ううん、全然近い。

 すごく近くにある。

 ずっと近くにあるよ。」

と答えていました。

 

「諦める」というを「ありえへんこと」として捉えるのではなく、

「諦める」ことが、自分のすぐ近くにあって、

その扉は、自分の気持ち次第でいつでも開けられるという自覚。

 

その扉の存在をしっかり正面から向き合って認めているからこそ、

今は諦めずにがんばろう、と思う。

 

素敵な捉え方だと思いました。

 

okan自身も、

自分の中にある「諦める」という扉の存在を受け入れながら、

時には、その扉の存在に支えられながら、

今は諦めずにがんばろうと思うokanなのでした。