okanの手紙

3人の大切なこども達に遺したい言葉やメッセージ+時々あなた達の神語録。あなた達や、これを読んだ誰かの今を少しでも照らせたらokanはうれしい。

「いつかは死ぬ」じゃなくて「いつでも死ぬ」

50回目の節目の投稿。

 

okanの母が45歳で亡くなったこともあり、

okanは「人間いつかは死ぬ」と思って生きてきた。

 

そんな中で出会ったのが、樹木希林さんのことば

「いつかは死ぬ」じゃなくて「いつでも死ぬ」

だった。

 

「人間いつかは死ぬ」とは思っていたけれど、

それって、自分の死は、まだ遠く先になる、

って無意識に思っているんやよね。

 

でも、樹木希林さんのことばは、違う。

「いつでも死ぬ」とは、

人間も含め、生き物は、いつも死と隣り合わせで生きている、ということ。

 

この瞬間、

災害に襲われるかもしれないし、

事故に合うかも知れないし、

犯罪に巻き込まれるかもしれないし、

血管が詰まって心臓が止まるかもしれない(←okanの年齢になると、この確率が一番高いような気がする・・・)。

 

そう、今生きていることは、

いろんな偶然が重なった奇跡だということ。

 

あなた達は、

今日という日が、明日も明後日も1が月後も1年後も続くと信じているから、

今日の辛いことに耐えがたい苦痛を感じる。

 

でも、今日という日が明日も続く保証はどこにもないし、

明日は今日辛いと思っていることを辛いと思う余裕がないぐらい、

新たな困難に立ち向かっているかもしれない。

 

だから、今という時間を大切に愛おしく感じながら過ごしてほしい。

だって、

人間は、

「いつかは死ぬ」じゃなくて「いつでも死ぬ」のだから・・・。