最近、しみじみ思う。
自分の短所は誰かの居場所であり、誰かの短所は私の居場所なのだと・・・。
人間は、みんな長所と短所があって、得意不得意なこともそれぞれ違う。
でも、それでいいんだよ。
短所や不得意を克服しようとすることを否定はしない。
でもね、短所や不得意がある自分を受け入れていいんだよ。
そして、それは、短所や不得意があるまわりの人を、そのまま受け入れる懐の大きさにも繋がるんだよ。
例えば、okanは車の運転が苦手。だから、我が家では、車が必要な時は有無を言わずオトンの出番。
それに、okanは食材の買い出しも苦手。冷蔵庫に貼ってあるメモに欲しいものを書いておいたら、オトンチョイスと合わせてオトンがせっせと仕事帰りに買ってきてくれる。
それって、言い換えれば、どちらも我が家におけるオトンの居場所だよね。
そして、そんなオトンは、山盛り食材を買ってきてくれる割にはほとんど料理をせず、okanがせっせと作り置きを作成。
それに、子ども達の提出書類を書くのも苦手。昔は「これぐらい、書いてくれたらええやん〜」って思うこともあったけれど、今は、それってどちらもokanの居場所なんだと思える。
完璧になんでもできる人なら、一緒にいる人の居場所がなくなってしまう。
完璧になんでもやろうとすることは、相手の居場所を奪うこと。
相手の居場所、活かせる場所をちゃんと用意してあげるのも、相手に対する優しさなんだよね。
な〜んてこじつけに聞こえるかもしれないけれど、
人間誰でも短所不得意あって当然!無理にソコにテコ入れして直す必要なし!
あなたも、自分の得意や長所を大切にしてほしいし、あなたの隣の人にも得意や短所を大切にしてほしい。
そうやって助け合って生きていくから、毎日に感謝が生まれて幸せになる。
そう思うokanなのでした。