okanの手紙

3人の大切なこども達に遺したい言葉やメッセージ+時々あなた達の神語録。あなた達や、これを読んだ誰かの今を少しでも照らせたらokanはうれしい。

#80 辛い記憶や苦しい記憶は、優しさになる。

okanは記憶が苦手で、いろんなことが片っ端から忘却の彼方に消えていく…。

辛かったことや苦しかったことも、意外とあっさり忘れていく…。

 

そんなokanに、長女は「イヤな記憶をさっさと忘れられるなんて、ええ性格やな〜」と嫌味半分に肯定してくれるが、次女の切り口は違っていた。

 

「辛い記憶や苦しい記憶は、誰かに優しくするためにあるなんで。

忘れてしもたら、優しくできへんやん。」

 

確かに…。

確かにツライ記憶は、他者への共感につながり、やさしさにつながる。

でもさっさと忘れちゃったほうが楽やしなぁ〜、と2つの奥が深い思考の間で揺れ動くokanなのでした。